人材派遣の面接でネイルはしてもいいの?

人材派遣の面接でネイルは好ましくありません


人材派遣の面接を受けるにしても、それ相当の相応しい格好があります。これは、仕事をするにあたって、あなたがマナーを守り、仕事に相応しい格好や身だしなみをしてきているか、面接では見た目なども見て採用するかどうか判断します。

仕事でも色々職種がありますが、それぞれに相応しい服装や、決められた制服というものがあります。多くの仕事では、普通はネイルせずに業務をこなしていき、ネイルはお客様などに対し、不快な印象を与えることがあります。

このために人材派遣であっても、面接を受けるならば、ネイルはしていかない方が無難と言えるでしょう。もしも、数日前にネイルサロンに行ってネイルをしてもらったというなら、ジェルなどは落として、普通の爪にして面接に行った方がよいです。

ネイルをしたままならそれを意識した行動をしましょう

ネイルをしたまま、面接に行ってもよいのかどうか、悩む方がいます。どのような仕事の面接でも、ネイルをしたまま行くということは、リスクを背負って面接を受けることです。

アパレル系なら、場合によってネイルはよいかもしれませんが、事務などの仕事となると、相手を不快に思わせない控えめな身だしなみにします。どうしても、ネイルをしたままで面接を受けるということは、不採用の確率が上がることは、覚悟しないとなりません。

その上で、【急な面接だったので、ネイルを落とす暇が無く申し訳ありません。次回まで落としておきます。」などと釈明は言うべきでしょう。これが、「ネイルしていますが、落とさないとダメですか?」などと上から目線では、ほぼ確実に不採用です。

相手に合わせるということも大切であり、面接先の会社に配慮する心も必要なのです。謙虚である、相手に合わせるという気持ちがあれば、面接官も多少目をつぶってくれるかもしれません。

どうしてもネイルしたまま面接に行きたいというなら、ネイルがOKでありそうな会社や職種を選びましょう。

ネイルは仕事紹介で不利な可能性があります


派遣の仕事は、一般の正社員やアルバイトと違い、仕事を行う前に登録があります。面接を受けて採用となると、その派遣会社に登録されますが、通常は仕事を希望する複数人をまとめて登録します。

そのために仕事をする前に派遣会社に登録された人たちと、顔を合わせることも多いです。たとえば10人程度登録者がいるとすれば、その中でネイルをしていると、確実に目立ちます。

また派遣会社は、登録者の中から仕事ごとに派遣する人物を割り振り、選んで決めていくので、この人なら紹介してよいという人が優先的に仕事を与えられます。

派遣会社の持つ情報は、その人物との面接と書類がすべてです。ここでビジネスに相応しい格好で来た方と、ネイルをしている方では、やはり前者が派遣先に送られることが多いです。

どうしても、ネイルをしている方は、服装もカジュアルになることが多いので、見た目も印象が良くないです。このような事からも、ネイルはしない方が無難です。

ファッションと身だしなみを混同せずに臨みましょう

仕事をする上では、よく言われることというと、TPOが大切ということです。つまりは時と場所に応じて、相応しい格好やマナーをしましょうということです。

それが社会人であり、すでに学生や主婦とは違う立場になっており、派遣の仕事をする上でも、TPOは考えないとなりません。ネイルを考える上では、ファッションと身だしなみは違うということです。

ファッションは、自分が楽しみ表現する方法であり、身だしなみは相手のために服装を整えることになります。ビジネスを行う上では、必要なのは身だしなみであり、ファッションではないのです。

ネイルを行いたいならば、休みの日などにすると良く仕事をするときは、自然な爪でネイルは落とすべきと言えるでしょう。どうしても、それでも仕事でもネイルをしたいという方は、目立たない程度のネイルなら、よいかもしれません。

ナチュラルネイルや、オフィスネイルと呼ばれるデザインです。ラメやゴールド入りのネイルは、仕事では相応しくないでしょう。

(まとめ)人材派遣の面接でネイルはしてもいいの?

1.人材派遣の面接でネイルは好ましくありません
人材派遣の面接でも、質問の回答内容のみならず、その人物の見た目などを見て、採用を判断します。

ネイルは通常、仕事場に相応しくないので、ネイルはせずに面接に行った方がよいです。

2.ネイルをしたままならそれを意識した行動をしましょう
忙しくネイルを落とす暇が無く、そのまま面接に行ったときは、謙虚になりましょう。

今回は忙しくてネイルを落とす時間がなかったということを、面接で申し訳なそうに伝えましょう。

3.ネイルは仕事紹介で不利な可能性があります
派遣会社では、登録した人物をどの仕事先に送るか、割り振って決めていきます。

その仕事に相応しい人物を優先的に割り振るので、ネイルをしている方は、仕事が少ないことが多いです。

4.ファッションと身だしなみを混同せずに臨みましょう
仕事で必要なのは、ファッションではなく、身だしなみです。

身だしなみとして考えるとネイルは仕事では相応しくないので、ネイルをせずに派遣の仕事もした方がよいです。

著者情報

プロフィール:上代 裕也
人材コンサルト。転職で悩む同世代の人たちに向けて役立つ転職情報を配信している。