人材派遣の面接でピアノ経験をアピールするには?

ピアノ経験で得た忍耐力や粘り強さをアピールしましょう


人材派遣の面接でピアノ経験を話す場合は、ピアノを練習する上で得た忍耐力や粘り強さに重点をおいて、アピールするようにしましょう。なぜなら人材派遣の面接官は、ピアノ経験そのものに興味があるわけではなく、応募者の人柄や個性を知りたがっているからです。

そのためピアノが上達するまでの過程で学んだことを話すと高評価に繋がります。また人材派遣の面接でピアノ経験をアピールするには、仕事と関連させることも大切です。

ピアノの練習のように毎日コツコツ頑張れる人は継続力があり、仕事においても活かせる点が多く魅力的な人材に見えるでしょう。その他にもコンクールなど人前で演奏したことがある人は、度胸と緊張に慣れていることもアピールになります。

エピソードは具体的に話しましょう

ピアノは習い事の1つとしてそれほど珍しいものではなく、ただ好きだというだけでは印象が薄くなってしまいます。それゆえ人材派遣の面接でピアノ経験を話すときは、なるべく具体的なエピソードを交えて話すようにしてください。

たとえば「コンクールに出た経験がある」だけだと、音楽に興味のない面接官だった場合「だから何?」と思われてしまいますが、コンクールに向けてどれくらい努力したかを明確に話すことで「目標に向けて頑張れる人」という印象を与えることできるのです。他にも友人の結婚式で演奏したことがあり、喜んでもらうために工夫した点を話すと「サービス精神」のアピールになります。

このようにピアノに関係したことから話題を広げることで、面接官の興味を引くようにしましょう。

ただし自慢話は、よくありません。功績の話ばかりになると「自惚れが強いタイプ」と思われる場合があるので、結果については軽く付け足すくらいにしてください。

功績が無くても伝え方次第でアピールになります

ピアノが趣味だけど、長く続けていないし功績があるわけではないという人もいるでしょう。その場合は、次のことに重点をおいて話すようにしてください。

  • ピアノに興味を持った理由
  • なぜ好きなのか
  • なぜハマっているのか
  • どんな練習をしているのか

ピアノに興味を持つには、きっかけがあったはずです。それは親の影響でも、好きなアーティストに憧れたからでも構いません。

肝心なのは「動機」であり、ここを「ただ、なんとなく」という理由にしてしまうと、会社選びもなんとなくやっている人と思われる場合があるのです。そのためピアノが好きな理由も、ハマっている理由についても、面接官が納得できる答えを用意しておく必要があると言えます。

なぜなら、理由をはっきりさせることで説得力が生まれるからです。またどんな練習をしているのかも交えて話すとよいでしょう。

ピアノ教室に通っているなら「真剣さ」が伝わりますし、独学の場合は「追求心があり自分の力で困難に立ち向かえるタイプ」と判断してもらえる可能性があります。このように、功績が無くても伝え方によってはプラス評価になるので、面接を受ける前にアピールポイントを整理しておきましょう。

エピソードは盛らないようにしましょう


ピアノ経験をアピールすることにおいて、少しでも自分を魅力的に見せようと話を盛る人もいます。たとえば「コンクールの受賞歴が数回あるだけなのに、毎回受賞していた」や「作曲していてプロの目に留まったことがある」などです。

どれも少し話を盛っただけで、調べようが無いからバレるはずがないと思いがちですが、面接官がその話に興味を持った場合、さらに突っ込んだ質問を受ける可能性もあるのです。そのときエピソードに筋道が立っていなかったり、矛盾があったりすると話を盛っただけではなく、嘘を言っているのではないかと思われるかもしれません。

そうならないためにも、エピソードは盛らないようにしてください。

またあまりに熱心に話し過ぎると「なぜ音楽関係の道に進まなかったのか」と意地悪な質問をされるケースもあります。人材派遣の面接では、ピアノ経験の「すごさ」ではなく「その経験を仕事にどう活かせるか」に重点をおいて、エピソードをまとめるようにしましょう。

(まとめ)人材派遣の面接でピアノ経験をアピールするには?

1.ピアノ経験で得た忍耐力や粘り強さをアピールしましょう

人材派遣の面接でピアノ経験を話す場合は、ピアノを学ぶ上で得た忍耐力や粘り強さ、継続力などをアピールするとよいでしょう。またその経験を仕事にどう活かせるかを伝えることで高評価に繋がります。

2.エピソードは具体的に話しましょう
人材派遣の面接でピアノ経験について説明するときは、具体的な経験をエピソードに入れて話しましょう。そうすることで、面接官の興味を引くことができます。

ただし功績の話ばかりになると自慢に聞こえてしまうので、注意が必要です。

3.功績が無くても伝え方によってはアピールになります

ピアノ経験の中で特に目立った功績や経歴がない場合は、ピアノを好きになった動機や理由、練習方法など伝えるようにしてください。伝え方によってプラス評価になるので、事前にアピールポイントを整理しておきましょう。

4.エピソードは盛らないようにしましょう
アピールに矛盾があると嘘を吐いていると思われる場合があるので、話を盛らないようにしましょう。また熱心に語り過ぎると「なぜ音楽関係の道に進まなかったのか」と質問されることもあるので、ピアノ経験と仕事を関連させて話してください。

著者情報

プロフィール:上代 裕也
人材コンサルト。転職で悩む同世代の人たちに向けて役立つ転職情報を配信している。